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2017年03月の日記

〜こーじの誕生日〜
3月23日。
今日は、こーじが生きていれば41回目の誕生日。
同級生とはいえ、オレは4月生まれだから来月42になる。
写真のこーじはずっとそのままだ。
オレだけが齢を重ねていってる。
生きて離れてしまったのであれば忘れられたのだと思う。
死んでしまった分、何かにつけ思い出す。
落ち着いてくる感情と募ってゆく感情。
影のように、オレが立っている証拠として、走れど背けどぴったりとそこに在る。

コロコロと、ホントかわいい少年だった。
野球チームに所属してるくせして、サッカーのコーチを務めるとーちゃんの後についてきて、オレ達に混じってサッカーボールを追いかけていた。
”なんでサッカー部じゃないのにここにいんだよ!”
とオレに怒鳴られ、あの時は、
”怖くて泣いた”
とずっと言っていたけど、オレの記憶は何人かに文句を言われている間に分け入り、
”こーじだけはいいんだ!”
とかばってやったと記憶している。
どっちの記憶が正しいのかわからないけど、きっとこーじの言う通りなんだろうな。
オレはホント可愛げのない少年で、こーじは可愛げの塊のような少年だった。

休みの日になると、いつもポテトチップスの袋1つ持ってうちに遊びに来る。
二日酔いで(中学生です)布団から出られないオレの横でパリパリとポテトチップスを食べるのが日課だった。
あまりにもオレが起きないでいると、そのまま帰ってしまうこともあった。
食い終わったポテトチップスの袋を残して。
食い方まで憶えてる。笑
プレス機のように数枚を口に放り込み、犬のように噛み砕いていくオレと違って、1枚1枚をいちいち横に持ち咥え込み丁寧に味わっていく。
”こーじ。ビンボーくせー食い方だなー”
と腹がよじれるほど笑い合った。

そんなイガグリ坊主も41かぁ。
オレが死んだら、その後のオレの日々を話し合いたいな。
胸を張ってその時を迎えるために、今を生きるのみ。

41歳のこーじ。
もううまく想像できないや。
(2017.3.23[木])

〜霞の向こう筑波山〜
寒の戻りから戻り(わかりにくい表現)、朝の風もすっかり春。
今週もたくさんの町に行ったな。
航海の数だけ事故を見る。
無事に帰って来れてることに感謝。
今朝は筑波山が近い。
茨城は結城市で朝を迎えてる。
栃木との境目なのか、車のナンバーも土浦、栃木、つくば、といろいろだ。
関東平野特有の牧歌的、土っぽい景色。
この近くに住む友人に思いを馳せる。
思いを馳せるということは、思い出、顔、その時にいた仲間を思い出すということだ。
夢だったような、遠い遠い他人の記憶を触るよう。

明日からセッションやリハが続く。
なんて幸せなことなんだろう。
ずっとその瞬間を見据えこの1週間を過ごしてきた。
なんとか開花した一瞬を紡いで、一本の線にしていきたい。
やっとやっと軌道に乗ってきた。
あとは時間の問題だ。
明日明後日と1日先が待ち遠しい。

昨日は嫌な夢をたくさん見たから、今朝のこの当たり前の現実社会が嬉しい。
(2017.3.17[金])

〜1日1日〜
あの震災から今日で6年。
ずっとずっと遠い昔のような気がする。
仮設住宅に暮らす人がいる限り、まだまだ復興の途上。
昔話にしてはならないよね。
なんだかよくわからなかった計画停電。
原発再稼動、依存への向はいっこうに留まることを知らず。
報道されなければ”起きてない”にしてしまうのは、受け手の怠慢。
テレビは時々点ければいい。
片手に収まる端末が世界まで繋がっている。
事実を知るということは、真実を見極めることだ。
無力と嘆くのではなく、真実を知ることこそ立派な支援になる。

毎年、藤原の亮ちゃん主催の東日本大震災復興祈念ライブ”そうぞうりょく”に参加させてもらっていた。
Vol.1はこーじと出ていたんだよな。
りえちゃんも観に来てくれて、3人で東神奈川の立ち呑み屋に行ったのが懐かしい。
翌年からはこーじと出ることが叶わなくなった。

今回で6回目になる”そうぞうりょく”も場所を移し先週行われた。
今年はスケジュールが合わず参加できなかったけど、メンバーを変え場所を移し、それでも続けていく亮ちゃんの姿は頼もしい。
これからも違う形でも応援していきたい。

生きていくことは辛いことだ。
冷たい冷たい水に体をさらされ、生き絶えた本人になれないからだ。
一生懸命に気をそらし、時には笑いながらも1日1日と戦ってきたんだろう。
6年、長い長い、近くて遠い月日。
2017.3.11[土]

〜モノには順序〜
琵琶湖を右手にモウロウと運転。
琵琶湖最南端、大津の手前でしばしの休息。
昨日の千葉と違ってまだまだ暗い。
高速道路から見下ろす滋賀の街並み。
高い建物がなく、古い家屋の窓に火が灯り、なんともいえぬ情緒がある。

最近いくつかのスケジュールの調整をしてるんだけど、なかなかうまくいかない。
オレをギターの師と仰いでくださる金子さんから久しぶりの連絡は嬉しかったものの、g109はイベントで使えぬとのこと。
午前中にしようかと思うけど歯医者の予約と被る。
そんな案件が2,3あって疲れる。
ぼんやりと10月一杯までの予定が埋まりつつある。
ありがたいの一言なんだけど、なんとなく夢がなくもない。
”マディソン郡の橋”のように、オレだって究極の選択を強いられることだってあるかもしれない。
そんな時に、
”ライブがあるから”
だなんて、そんな理由に邪魔されたくない。
ただ、ひとつの何気ない予定でも、何かを決めるということは、それ以外を捨てること。
そこは潔くありたい。

ぼんやりと白んできた朝にそぼ降る雨。
風があるのか街路樹が掻きむしられている。
今日は午後に名古屋に立ち寄り一路秦野。
明日は横浜で荷を降ろせば午後は久しぶりリバリバのリハだ。
この先に明日があると思えば、喜んで仕事も済ませてやる。
(2017.3.10[金])

〜朝を迎えに〜
千葉は袖ヶ浦で朝。
アクアラインで木更津へ渡り、少し東京へ戻った場所。
景色に山がなく、知多半島とよく似てる。
相変わらずアクアラインから望む東京湾は水深が浅いためか、カクカクと三角波が立ち落ち着きがない。
けっこうな沖合いに杭が立ち、ヒトが立っていたりして、場違いを絵にしたようで面白い。
昨日は岐阜の美濃市で朝を迎えた。
粉雪が舞い、まだ車も通らぬ路面にうっすらと積もっていた。
曇りだったとはいえ、空が白み始めたのはもっと遅かったように感じる。
関東地方と東海地方。
400kmも走れば当然言葉も気候も、朝の様子も違ってくる。
明日は京都の手前、滋賀は栗東で朝を迎える。
滋賀になると近畿地方に入る。
今いる袖ヶ浦からは500kmぐらいかな。
明日は少し朝が遅くなりそうだ。

今はご来光を真正面から受け、ほとんど目を瞑りながらこの日記を書いている。
陽だまりのネコのように、時々伸びをしては人知れずペキっと屁をこいてる。
(2017.3.9[木])

〜ジオラマの街を遊ぶ〜
どんより曇りの朝。
藤沢の運送会社で昨日滋賀から積んできた荷の引き渡し。
秦野から近いとはいえ、朝6時の作業のため4時半には車庫を出る。
伝票には午前9時現場搬入となってるから、オレが寝坊してしまったら、現場搬入のトラックを待たせ、荷を待つ現場の作業工程が全て狂ってしまう。
一時を共にした積荷がいくつかの手を経て誰かの建物になっていくと思うと嬉しい。
ただ、、、これだけの仕事なのに、物流の実態は、元請けから下請け、孫請けからひ孫と、何社もの運送会社のダンピングの末、やせ細ったわずかな運賃が最終的に末端に残る。
タクシーでも観光バスでも、運び屋は全て同じだ。
定価価格を歌う裏では、生々しい価格競争にさらされた運送会社が、わずかな取り分をかき集めている。
トラックの死亡事故を見るにつけ、なんとも言えぬ思いにかられる。

朝、まだ誰も起きぬ街を走るのは気持ちいいものだ。
大きなジオラマの街を走ってるような気になる。
空が白み、信号に何台もの車列ができる頃には、ひと仕事終え適当なコンビニに居を定め、温い車内でブルースを弾いている。
よーいドン!
と今日をスタートさせるみんなの方が、大変だと、オレの目には映る。
(2017.3.7[火])

〜明日は四谷ソケースでBroSis〜
今朝は4時起床。
すっかりと、起きた途端ストーブを点け、その場でしばらく丸くなることもなくなった。
ベランダに出てコーヒーなどを飲んでると、
”ホー、ホーケ。。。ケッキョケッキョケッキョ。。”
と、まだヘタクソなウグイスの声も聞こえてくる。
まだ暗いうちにこそ、春の歩みは感じられる。

今朝はクシャミをひとつ。
勢いついでに屁も出る。
独りでいるも、こういう自体は恥ずかしい。
そこはかとなく目もしょぼつく。
花粉症かもしれぬ。
”来たなこのヤロー”
と構えるも、対策など講じることなく毎年グチョグチョにさせられる。
先の急いだ桜も葉桜となり、なんだか景色も土色の印象からだいぶ緑が増えて来たように感じる。
今週日曜日は春を探しに川を歩いてみようか。
かわいいお弁当などを持って、どこかで広げたいんだけど、柄でないのが先に立ち、なかなか叶わないでいる。

そもそもが明日のライブ次第。
四谷ソケースでBroSis編成での出演。
いろいろと息巻いているので、しくじったらもうしばらく口もきけないと思う。
肌触りのある、ゴリゴリとした具体的な到達地点はもう見えているから、こんなところで足踏みしてられない。
やっとやっとの春は明日の向こうかな。
全てはオレ次第。

頼りになるBroSisメンバーがいてくれるのは、自分に集中できるので心強くもありがたい。
身に余る夢の上にいるのかもしれない。

さよならさよならと、自分を振りほどくんだけど、いつまで経っても影のように付いて回る。
負けてたまるか。
(2017.3.3[金])


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